調査と研究

調査と研究

マラソン中の突然死

最近健康志向のため、中高年者にとってジョギングやマラソンが盛んである。ジョギングは生活習慣病の予防、治療の最適のスポーツとなっている。そして、マラソン種目は2kmから100kmを越えるウルトラマラソンまで幅広く全国各地でマラソン大会が行われている。その一部の大会には厳しい制限時間があり誰でも参加することはできないが(エリートランナーだけの大会が一部存在する)、大半のマラソン大会は市民ランナーのために開催されている。よってそれらの大会では参加資格は一般には問われない。練習を積んでいれば(あまり練習していなくても)、誰でも参加可能と広く門戸が開放されている。

ジョギングは老若男女誰でも行うことができるスポーツである。ウエアーと靴があればいかなる場所でも可能である。時間も短時間から一日走る長時間練習までいくらでも調整できる。よって手軽な、身近なスポーツとして浸透してきているが、危険性も存在する。2002年末よりマラソン中の突然死の話題が浮上してきた。私は平凡なファンランナーであるが、それ以後その問題に大変興味を抱き、調査研究することにした。健康のために始めたとかそれを維持する為に運動しているとか、健康志向で行っているのに命を落とす危険性も潜んでいることを警鐘していきたいと思っている。マラソンやジョギングを愛する者として、今後このような悲しみ深いケースが少しでも減少することを強く願っている次第である。

2003年6月25日

佐藤医院 佐藤隆久

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