調査と研究

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マラソン中の突然死

●実技型運動負荷心電図の実際 サイクリング(ロードレーサー)

私はロードレーサー歴約8年である。しかしながらここ3、4年間はあまり乗っていない。今年も2回目であるが、2003年6月29日心電計を装着して、約100kmを走った(正確には103km)。コースは入田町、一宮町、下町、上八万町、佐那河内村、勝浦町、上勝町に行って引き返し、最後は入田町から神山町に行って帰ってくるものであった。途中2回の軽い峠越え程度の山越えコースがあった。所要時間は約5時間である。

【心電図自動解析】

心電図記録は6時15分から12時36分までの6時間20分52秒です。

時刻 心拍数
最小値
心拍数
平均値
心拍数
最大値
心拍数
総数
心室性期外収縮
6:15 72 86 115 3760
7:00 68 125 170 6992
8:00 105 143 178 8389
9:00 111 148 182 8567
10:00 98 145 182 8401
11:00 111 151 182 8805
12:00 110 156 178 5511
【トレンドグラム】

バイクにて走行中は心拍数が150前後に上昇している。多いときは180を越えていた。ランと違って、心拍数の変動が大きい。下りはかなり心拍数が低下していると思われる。

【心電図実波形】

自転車は上半身の動きが小さく、心電図を記録するには適したスポーツである。下段の記録ではチャンネル1と2と両者共に比較的きれいな記録が取れている。時間は9時30分時で心拍数が182と計測されている。

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